シャンプーってどれくらいの時間かけて洗えばいいの?
水道代も気になるしパパッと洗えばいいよね?
みなさんシャンプーする時ってどれくらいの時間をかけていますか?
案外聞いてみるとシャンプーの時間ってバラバラなんですよね。
でも体感的にちょっと短すぎる人が多いかなと思います。
でもシャンプーの時間ってはっきりと決まっていないじゃないですか・・・
「1分間シャンプーをしてその後1分間すすいでください」
とか具体的な時間って明記されていないですからね。
もう感覚でしかないのが現状です。
今回はふだん何気なくすませているシャンプーの時間についてのお話しです。
シャンプーの時間は最低5分以上が理想
結論から言うと、髪の長さや量にもよりますがシャンプーの時間は
およそ5分くらいを基準に考えてもらえれば良いかなと思います。
- 予洗い → 1分
- シャンプー → 1分(必要であれば二度洗い)
- すすぎ → 1分
- コンディショナー → 30秒
- すすぎ → 1分30秒
⇒合計してだいたい5分、シャンプーを二度洗いするなら6分くらいですね。
これ、ネットで正しいシャンプーで調べると
「予洗いは5分くらいかけてしっかりと」とか
「シャンプーは丁寧に3分くらいかけてもみほぐすように」とか
「すすぎは5分くらいかけてしっかりと!」なんて書いてあるんですよね。
計13分くらい・・・
本当に正確に時間測った事あるのか疑問です。
そんなに長時間腕を上げていられないような・・・
実際どうなのかをお客さまに聞いてみたところ「3分かからないくらい」でパパっと終わらせている人が多い印象ですね。
でもそれはちょっと短すぎるかもしれません。
シャンプーで時間をかけるべきポイントは「予洗い」と「すすぎ」
シャンプーの流れのなかで特にしっかりと時間をかけた方がいいポイントがあります。
ひとつは最初に髪を濡らす「予洗い」です。
ここがなぜ大切かというとその後のシャンプーを短時間で終わらせる為です。
シャンプー前の予洗いが重要な理由
どういう事かというと、やっぱりシャンプーは洗浄剤なのであまり長時間地肌につかない方がいいと思うんですよね。
お湯でしっかりと予洗いをする事で汗やホコリみたいな汚れは7〜8割落ちます。
そうすればあとはシャンプーでササッと洗う事でできるだけ頭皮に負担をかけずに適度に皮脂を落とす事ができます。
もし予洗いをせずにそのままシャンプーをすると泡立ちも悪くて効率よく汚れを落とす事ができないので、しっかりと洗わないとなかなか脂が落ちない・・・
食器で言うとあらかじめ少しお湯でうるかしておく事でスムーズに汚れを落としやすくするイメージです。
シャンプーで頭皮に負担をかけないためにも予洗いは重要なんです。
同じくらい重要なのは最後の「すすぎ」です。
すすぎ残しは頭皮トラブルのもと!?
だいたい頭皮がかゆいとかかぶれるといった症状がある人はシャンプーのすすぎが甘い場合が多いです。
シャンプーに使われる界面活性剤はせっけんの界面活性剤にくらべて肌に残りやすいという性質があるのでかなりしっかりとすすぐ必要があります。
特にコンディショナーをつけた後は注意ですね。
リンスやコンディショナーに含まれる「カチオン界面活性剤」というのは髪の表面を皮膜するような性質があります。
これが皮膚にもくっついてしまうんですね。
しかもわりと肌への刺激が強めです。
背中ニキビとかの原因もだいたいこれですよね。
コンディショナーほどではないにしろとにかくシャンプーの成分も簡単には落とせないのでしっかりと時間をかけてすすぐ必要があります。
1番最悪なのはシャワーの水圧だけでシャーーっと10秒くらいだけ流してすすいだつもりになってる人ですね。
子供に多いです。
これだと頭皮にシャンプーの成分が残ってしまいます。
こうした残留物が思わぬ肌トラブルの原因になるものです。
なのでシャンプーをした後はしっかり1分以上すすぐようにした方がいいでしょう。
シャンプーは急がず丁寧に!さっそく今日から時間をチェック!
たぶんですが3分くらいでパパっとシャンプーを終わらせている人は「予洗い」と「すすぎ」が足りていないと思います。
そこは頭皮の状態を健康に保つためにも重要なとこなのでしっかり時間をかけるように改善しましょう。
予洗いとすすぎにそれぞれ1分くらいづつ時間を追加してみてください。
シャンプーのゴシゴシする時間を増やすのはあまり意味がないので僕はおすすめしません。
日々の生活が忙しいとついシャンプーや身体を洗うのが雑になってしまいがちですよね、、
それはわかる・・・
わかるんだけど、やっぱり頭皮は将来的にも大事なので焦らず丁寧にシャンプーしましょう。
では、今日はこのへんで。