美容院の後に急に子供を迎えにいかなきゃならなくなった・・・
どうしても13時までに家に帰らないと大変な事に・・・
美容室でゆっくりしようと思っていたのに急な用事が入ってしまってしまった・・・
そんな時もありますよね。
そういう場合は、急いで施術する事は可能なんですがいくつか注意点があります。
用事ができたなら早めに連絡をくれたほうがいい
当店のようにアシスタントがいなくて全て1人で施術する場合は急ぐといっても限界があります。
例えばアシスタントがいれば2人でカラーリングを塗ったり2人同時に乾かす事で5〜10分くらい時間を短縮する事は可能なんです。
僕は時間がかかりすぎるのは良くない事だと思っているので普段からスピーディな仕事を心掛けています。
なのでそこからさらに20分くらい時間を早める事は不可能に近いです。
普段ゆっくり作業している美容師なら早める事は可能でしょうけどね。
なので、もしも美容室が終わった後に大事な用事があるならすぐに電話で教えてください。
前のお客様が早く終わりそうなら予約時間よりも早めにスタートする事ができる可能性があります。
場合によってはメニューを短縮する場合も
時間を早める事ができなくてどう頑張っても時間までに終わりそうにない場合はメニューを短縮する場合もあります。
例えばカット+カラーの予約の場合はカットかカラーリングのどちらかひとつだけに変更するという事です。
本当はカット+カラーぶんの時間を予約でおさえているので当日キャンセルに近い感じなんですがどうしても用事が優先な場合は止む終えません。
でも、これはあくまでも最悪な場合の方法です。
急いでカットやカラーリングをすると失敗する可能性は高くなる
現実的には「急いで欲しい」と言われた場合カットするスピードをいつもよりもスピードアップしていく事になります。
これは本当は美容師的にはやりたくないんですよね・・・
いつも以上に手を早めると指を切ってしまったりカットラインやバランスが乱れてしまったり、じっくりと毛流れを見極めながら仕上げる事ができないからです。
「変になってもいいからとにかく急いで!」と言われればなんとか頑張りますけど・・・
それから、カラーリングやパーマといった薬剤を使う場合には「放置時間」というものがあります。
もしこの放置時間を短縮してしまうと例えば白髪がしっかりと染まっていなかったり色が発色していなかったり、パーマでいうと髪のダメージにもつながってしまう恐れがあります。
いや、恐れというよりも実際に良くない事ばかりです。
急ぐというのはそれだけ失敗するリスクが高くなるという事だけはご理解頂きたいと思います。
【結論】美容室にはゆとりをもって予約してください
美容院で急いでカットしてもらう事はできるの?と聞かれれば、
5〜10分くらいなら頑張れば早くする事は可能だけど限界がある
というのが僕の答えです。
急いで失敗するのも嫌ですしね。
かといって当日キャンセルも正直キツいし・・・
まずは予約のスタート時間を少しでも早める事が1番です。
もっといいのは美容室に予約する時は余裕を持って予約してください(本音)
では、今日はこのへんで。