白髪が気になるけど毎月染めてたら髪がパサパサになってきた・・・
こんなにこまめに染めて頭皮は大丈夫なのかしら・・・?
こまめに白髪を染めてもツヤツヤな髪でいられるカラーってないのかしら・・・
実はあるんです。
白髪染めをすればするほどパサパサでキシキシな髪になってしまう悩みをお持ちの奥さんにおすすめしたいのが「和漢カラー」です。
今回は和漢カラーが髪を傷めずに白髪もそまる仕組みについて説明してみます。
白髪を何度染めても髪が傷まないのが和漢彩染(わかんさいせん)
和漢カラーといっても色々違った薬剤を使っているサロンもあるみたいです。
でも当店で扱ってるのは日本グランデックス化粧品株式会社の「和漢彩染」という薬剤です。
たぶんこの和漢彩染が小麦粉やコーンスターチを使った最初の白髪染めです。
和漢彩染ってちょっと言いづらいので当店では「和漢カラー」と呼んでます。
和漢カラーの特徴は
- 傷まない
- 臭わない
- しみない
この三拍子が揃っているところです。
白髪染めを繰り返している人ならわかると思うんですが
通常の白髪染めは染めれば染めるほど傷んでパサパサになっていく
という欠点があります。
おそらく染めた日はツヤツヤでしょう。
ヘアカラーにはコーティング剤が入っていますので。
しかし、2週間もすればパサパサ、キシキシとした髪になってしまいませんか?
髪に自然なツヤがあると肌もきれいで健康的に見えるんですが、髪がパサパサしていると肌色も悪い感じで疲れて老けた印象になってしまいますね。
これではなんの為に染めてるんだかわからなくなります。
だから「いっそのこと染めるのをやめてしまおうか・・・」と悩んでいる大人の女性が多いんですよね。
でもちょっと待ってください。
もし白髪染めをしても傷まなかったとしたらどうでしょうか?
白髪染めをキチンと毎月繰りかえしているのにツヤツヤでハリのある髪になるならどうでしょうか??
和漢カラーは白髪を染めても髪が傷んでパサパサにならない
和漢カラーなら髪を傷めずに白髪染めができると聞いてもきっと疑ってしう方がほとんどでしょう。
僕も最初は疑っていましたので。
*事実初めて和漢彩染を紹介された時も試してもいないのに
傷まないカラー?そんなんあるわけないでしょ・・・
と思ってスルーしてしまい1年後にようやく良さに気が付きました。
白髪染めに悩んでるお客様の為にも、すぐに試してみるべきだったなと今は反省しています。
でも美容室で扱う商材にも色々あって、正直ちょっとあやしいものもあります。
特に「傷まない」とか「これを混ぜるだけで・・・」とかいうのはあやしいものが多いです。
和漢カラーの場合は本当に傷まない(というかハリ・ツヤが出てくる)ので1回染めただけで違いをわかってくれるお客様が多いです。
和漢彩染はなぜ白髪染めなのに痛まないのか?
ではなぜ和漢カラーは白髪も染まるのに傷まないのか?
それはヘアカラー時のダメージの原因の「アルカリ」や「過酸化水素」を使わないからです。
*明るめ希望の時のみ根元の黒い部分にはアルカリと過酸化水素と和漢パウダーをミックスしたものを用います。
もう1つ通常の白髪染めと違うのは和漢カラーには界面活性剤のかわりに
- 小麦粉
- コーンスターチ
- 和漢植物エキス
が配合されているというところです。
そんなカラー剤は聞いた事がなかったので、僕も最初は「?」でした。
でも簡単にいうと、この小麦粉とコーンスターチと和漢エキスと染料でできた和漢カラーをお湯で良く混ぜる事によって「グルテン」ができ、グルテンが髪にハリとコシを与えてくれるという仕組みです。
強力なトリートメントの様にカチオン界面活性剤でコーティングをするわけでもなく天然の食品ベースのちからで皮膜されるので全く刺激もないというのが安心できるポイントです。
しかもハリコシの持ちがかなり良いです。
カラー特有のツンとした刺激臭がない
初めて和漢カラーをされる方がまず感じるのはツーンとした臭いがない事です。
あれはアルカリ剤特有の臭いなんですが敏感な方だとちょっと具合が悪くなる方もいるみたいですね。
ちなみに当店ではほとんど和漢カラーで染めているので、たまにアルカリカラーを使ってカラーをする時にツーンとするので違いがわかります。
アルカリは髪をふくらませたり過酸化水素と混ぜる事で髪のメラニン(色素)を漂白する効果があるのでアルカリ剤にはツーンとした臭いとパサつきという問題はどうしてもしかたがないところです。
和漢カラーは根元から白髪を染めても頭皮がしみない
和漢カラーで染める時には
- いくらか明るくしたいのか?
- 暗くてもいいのか?
でそれぞれ違った染め方をします。
地毛よりも明るくしたいなら和漢カラーそのものには髪の色を漂白するアルカリなどは入っていないので専用のリフター(アルカリ剤)と過酸化水素(和漢エキス配合)に和漢パウダーをミックスしたもので根元を染めていきます。
この際の刺激も通常のアルカリカラーの1/10程度に抑えられているという事です。
なので大抵の方の場合頭皮に刺激を感じる事はないようです。
ただやっぱり乾燥肌を通り越して頭皮が敏感肌になってしまっている場合は頭皮のバリア機能が全くない状態なのでいくらか刺激を感じるようです。
乾燥肌でかゆくてかきむしってしまい傷がある場合なんかだと少しピリピリするようですね。
ただ通常のアルカリカラーと比べるとはるかに刺激が少ないというのが和漢カラーの魅力です。
頭皮がしみると毎回染めるのがストレスになりますよね?
明るくしなくてもいい場合のパウダー染めは一切アルカリも過酸化水素も入っていないのでピリピリする心配はありません。
ジアミンは配合されているのでアレルギーの人は染めれません
いくら髪や頭皮に優しい和漢カラーとはいえ白髪もしっかりと染めるための染料である「ジアミン」は配合されています。
ジアミンアレルギーはとても気をつけなければならないものなのでジアミンアレルギーのある方には和漢カラーの使用はおすすめできませんのでご了承ください。
当店では行っていませんがジアミンアレルギーがある方には「ノンジアミンカラー」といういわゆる塩基性カラーやHC染料のカラーがおすすめです。
カラートリートメントのようなタイプの染料ですね。
和漢カラーは髪のハリコシが無くなってくる40代からのエイジング毛におすすめ!
右と左どちらの方が若々しく見えるでしょうか?
ツヤのある右の写真の方が若くて健康的にみえるはずです。
髪が明るくても髪が乾燥していたりパサついているとどうしてもちょっと老けてみててしまいます。
40代になると白髪がだいぶ目立ってくるし髪のハリコシも衰えてきますよね。
そういう方におすすめしたいのが白髪にも染まって頭皮も傷めずに染めるごとにハリツヤが蘇る和漢カラーなんです。
和漢カラーは怪しいものでも胡散臭いものでもなくて第4のカラーと呼ばれ、これからますます需要が高まってくるヘアカラーだと思います。
髪のハリツヤで気分も見た目年齢も随分変わりますよ。